最後の別れに

勤務体制をギリギリにして、職場で出られる人たちを募って、先日亡くなられた子の葬儀に参列させて頂きました。


その子はダウン症という体質を持ちながら、精一杯6年間の命を生ききっていきました。


風邪をこじらせただけなのに、あまりに唐突なことで、誰もこんなに早くこんなことになるとは思っていなかったので・・・。


一緒に卒園させてあげたかったな。27日に式だったのに、先に卒園しちゃって。


人が好きで、周りの友達もまた、その子のことが大好きでした。
同級生に 本心から「かわいい」って、呼ばれてにこにこ笑ってた顔が、明日も普段通りに登園してきて見れそうな気がしてなりません。


葬儀場で小さい棺を見ては泣いて、園に帰ってその子の荷物を見ては泣いて、話をしては泣いて、といっぱい泣いたので、この先はもうその子の為にもできるだけ泣かないようにしていきたいと思います。


なんか、葬儀中もにこにこ笑いながら両親や可愛がってくれていたお兄ちゃんや、担任の先生のひざによじ登ってくっついているような幻が見えて仕方なかったので、きっとこの先もずーっとそうやって傍にいるのかな、と思うと 少し笑顔になれる気がしました。


むこうでは風邪なんか引かないだろうから安心だね。どうぞ安らかに。