脱臼返上への道⑥

今日こそ朝から図書館へ。お昼も挟みつつ、昼下がりに任務完了。(とりあえず、今週分は)


そっから病院へ向かう。病院へ向かう前に、山盛りの任務を託されていたので、一つずつこなしていく。


まず、相方の家に洗濯してもらった着替えを取りに行く。弟がバイト先のラーメン屋からパクってきたチャーシューを持って。(退院後食べたいと言ったので)


相方の家に着くと、ちょうどこないだお嫁に行ったお姉ちゃんが車で帰ってくる。超グッドタイミング!!・・・それもそのはず、相方の家はそれまで無人だった・・・。


おつかい来たのに締め出される所だったなんて、酷いわ。


まぁもうちょっと遅く行くつもりで連絡してあったから、誰もいなくても文句言えないんだけど・・・。


お姉ちゃんにチャーシューを渡して、代わりに着替えを受け取る。ついでに今日が返却期限のレンタルした24のビデオを持って店に返しに行く。ついでに引き続き風邪っぽいので、相方の部屋から葛根湯を一日分パクってくる。


行きしなに、相方リクエストのボディーペーパーを薬局で購入し、も一つリクエストのプリングルスコンソメ味)を探す・・・が、見当たらず。


スーパーやコンビニを3軒回るが、コンソメがないわ!!


しゃーないので、コンソメ以外の種類を一通り購入。これで文句はあるまい。てか、努力を認めてほしい。(レッドペッパー、うすしおサワークリーム


病室に着いたら、ボディーペーパーはもう一つの種類が良かっただの、明日退院やのにこんなに食えるかだの、文句もりもり。





「ありがとう」は!!?



キレかけたが、病人相手だし、私が独断でやったことなので黙ってる。でも、あー腹たった。


だいぶ肩も自由に動かせるようになってきたし、リハビリに精を出していたので、体拭くぐらいと洗髪ぐらいは手伝ってみる。


一通り任務も終わったので、帰宅前にいつもの検温ターイム。(私が勝手に病室の体温計を使って行っている)


相方(入院当事者)36.6℃。私(全然元気なはず)37.3℃。


まただよー!!


「これ壊れてない?!」と言葉を重ねる私を完全に病気持ち扱い。
その場で葛根湯一包飲んで、帰ることに。


おっかしいなぁー、頭に血ぃ昇ってたかしら・・・。


家へ帰ってからもう一度検温してみると、37.2℃。


ちょっと下がった(オイ)。


何にせよ、明日は仕事休めないし、退院やで病院行って風邪撒き散らかす心配もなくなったので、今日こそもぉ寝よう。ドラゴンボール?・・・我慢して放置しよう。


当たり前の何にもないこと一つでも、慣れた関係になればなる程、気持ちが見えなくなりがちなのかしら。やだな。


多分相方は感謝を彼なりに伝えた筈だ。私も他人の中では、誰より長く傍にいる筈だから、そんな性格ぐらい分かってる筈だ。


なんで許せなかったんだろう。なんで「いろいろしてあげたのに、それだけの反応がない」って、恩着せたがるんだろう。


ムってした時、その場で言えばよかった。でも、後で思い出して、いろいろ考えて、結局また相手にぶつけあうんだけど・・・。


そんなん繰り返してますが、そんなんも必要なのかしら。


距離的にも、気持ち的にも あんまり近いと見えなくなることもあるって、本当みたいだ。


もぉちょっと経ったら、落ち着くかしら・・・。ちょっとそおっとしといて下さい。