ニューカレへの道③

引き続きメトル島。

ここプールバーとかあるがや。すげー。(ノット ビリヤード)
腰まで水に浸かってドリンク飲んだら、確実にぽんぽん冷えると思う。


さて、今日はダイビング!


朝食予定時間を超えても準備出来てなさげな島国ペースを打ち破り、準備出来てるやつから掻きこんでレッツゴー!横の紅茶しか飲まないフランス人老夫婦を横目に、今日もがっつり、腹ごしらえオッケー!!




インストラクターは日本人の若いニーちゃん二人だった。この人たちはどういうご縁でこの島に住んでるんだろう。ライセンス取ったから?フランス語学んだから?
私も一歩間違えれば遠い空の下で働いてたかも知れない。海外来るとそんな別世界な未来を想像してしまう癖あり。


そんなこと考えながら、旦那とフランスパン(今日も朝食からまるまるパクってきた)を海に撒く。
かもめと、一メートル弱のでっか魚が海面、海中を渦巻く。


他の客、驚愕。私達喜び、大興奮。 恒例の、二人による暴走。



そんなこんなで私達の番が回って来たので、機材を着けていざダイブ。




「フランスパン持ってってもいいですか」
「指までもってかれるのでダメです」






怖ぇ。
じゃやめとく。


5Mも潜ってないのに、サンゴ礁の周りを大量魚が渦巻く。

この日のために買っていったウォータープルーフのデジカメを、恐る恐る海水へ浸けてみる。
ちゃんと撮れてる。よしよし。インストラクターのニーちゃんも「すごいっすね!」と食いついてきた。よしよし。


ダイビングは、今回二回目。前回は、グアムで潜ったのだが、そのときはイキナリ中間浮力とか利用して15M以上潜ったのだけれど。もちろん単体で。


今回は、二人まとめて首根っこをわしづかみ。
インストラクターさんが常に上方に乗っかっている。


うーん、物足りず。魚はキレイやったけど。
暇と金があったらライセンス取ったるんやけどなぁ〜、と旦那と夢物語を語る。






そんなダイビングも午前で終了、コテージに戻った私達は連日の豪華メシに飽き、ヌメアのスーパーとマルシェで買ってきたカップラーメン、プリン、チョコ、ポテチ、ライチで昼食。

旦那がひたすらライチを剥く間、信用できる世界のメーカー、ネスレの板チョコを食べる嫁。












あれ?


板チョコ、クモさん巣つくってるー!!!

結構食べちゃってからの出来事。まぁー南国。あんま気にせん性質でよかった。






夕食まで特にすることも無いので、洗濯してみる。日本から、洗剤、ハンガー持参。ごしごし。洗濯終了。ネル。

旅日記は旦那の役目になった(このブログもその文章を起こして書いている)。
暇のお供はDS、クロスワード(ナンプレ)、読書、海をぼーっと眺める。バカンスバンザイ。


なおかつ暇なので島を一周してみる。50分ぐらいで周れる小さい島。
地元の若者のウインドサーフィン、サッカーを見守る。ちょっと仲間にいれて欲しそうに見つめてみるが、思い届かず。へこむ旦那。


またかもめに餌付けたり、やたら足の速いカニ、なまこ、ウミヘビ、アワビみたいなもんを見つける。


教会もあった。ヘンな像もあった。

丸出し。お腹一杯で満足そう。この島の気風を見事に表現。

夕日もキレイでした。





そして夕食。
本日、ハネムースペシャル、「ロマンチックディナー」!!!


なんかすごい名前だが、キール(酒)、白、赤ワインが無料でついてくるサービスなだけ。
下戸なわたしたち、もったいない根性で飲む。


旦那は二杯目の白ワインでダウン。私は一杯目のキールでダウン。


しかし、旦那は血管ドクドク言うとるだけで正気。
私は・・・。






なんかねー、やたら世界がおもしろかった。
完全な酔いちきちん。


酔うと言葉遣いが大きくなる私。なにかあるごとに、
「アン?」
と旦那にケチをつけ、
「まぁーカメラおけや」
と凄んだらしい。
横のハネムーナーに、「日本人は髪の毛二つくくりにするからナメられるネン、あの子に言うたって!!!」と、もうあからさまに聞こえるほどの声量で言ったり、飲めもしない赤ワインを「これは濡れた子犬のような味」とソムリエばりに評価したり、「ぶどう腐らせて何がおもろいねん」と批判。
卓上のパン粉をヘラのような物で集めに来たウェイターに、「ええもんあるやん、パンカイカイする」とからみ、「はい」と言う旦那に「ハイ言うな、そうだ!」と肯定したり、「酔いさめてきた、(実際全く冷めてない)もう怒りません」と無法地帯。
最後にコテージまでの帰り道、その辺の木に「そんなにしだれるな」とアタックを決める。


そんなこんなで、コテージまであと10M位のところで
「気持ち悪い・・・」
としゃがみ込む。完全な悪酔い。ダーリン、ゴメン。




なんとかコテージまで帰って、ベッドで寝る旦那を横目に、「ぎゃーーー!」と悲鳴を上げる。
酔いが相してアイシャドウとファンデーションを落とす。

極めつけに、トイレに行ってそのまま就寝の嫁

どうも、床がひんやりして気持ちいいし、旦那は寝ているので怒られやんと思ったらしい。ほんますんませんでした。


これからどうなる。続く!